i-construction
[アイ・コンストラクション]

国土交通省が推進する「土木建設現場にICTを活用する取り組み」です。
ICTとは情報通信技術を利用し、社会基盤や生活・企業・金融・医療などのシステム、更には家庭や個人まで、あらゆるものをネットワークを介して社会全般へ広める技術です。


無人航空機(UAV)測量

ドローン(UAV)を使用して上空から地形情報を取得する測量技術です。
「UAVレーザー測量」「UAV写真測量」を駆使し、上空から短時間で広範囲の3次元点群データを取得します。


測量用UAV(ドローン)
DJI Matrice 300 RTK
UAV測量イメージ
[レーザー測量]Zenmuse L1(左)
[写真測量]Zenmuse P1(右)
UAV測量イメージ

UAV測量イメージ
UAV測量イメージ

3次元点群処理システム

3Dデータイメージ

従来の測量現場では測量士の足による地道な測量が主でした。
しかし、近年大幅に進歩したドローン技術、3次元測量などで高速かつ広範囲に測量データを取得でき、またデータを迅速多様に活用可能なシステムが主流になりつつあります。
また国土交通省などもガイドラインを設けドローン・3次元点群処理ソフトを用いたシステムの活用を推進しております。


3次元点群データ、UAV測量(レーザ測量・写真測量)のメリット

  • UAV(無人航空機)は、移動しながら広範囲の測量が可能です。
  • 3次元点群データは、微細な地形状況も把握でき、高精度な図面作成が可能です。
  • 従来技術に比べて、現地での測量時間が短縮され、生産性の向上がはかれます。
  • 3次元点群データから平面図、断面図、および3次元モデルが作成可能で作業効率が上がります。
  • 土砂災害や河川災害などにおける危険箇所や立入り困難箇所の測量が可能です。
  • 構造物などの動態観測としての利用が可能です。

データ処理の実例

[福崎町青少年野外センター]

UAV測量により収集したデータはシステムにダイレクトに反映され、様々な活用が可能になります。


1.オリジナルデータ
3Dデータイメージ
2.グラウンドデータ
3Dデータイメージ
矢印
3.グリッドデータ
3Dデータイメージ
4.地形モデル
3Dデータイメージ

3次元点群データによる断面図作成
3Dデータイメージ

3Dデータイメージ


UAV写真測量によるオルソ画像作成

メタシェイプ
3Dデータイメージ

上空80mでのオルソ画像
3Dデータイメージ